ずいぶんと前の話・・・。
武道館を歩いていると
「スミマセン!!写真とっていただけますか?」
桜が満開。
どこかの学校の卒業式がちょうど終わったところに
出くわしたようで・・・
「あっ、ハイ、いいですよ。」
この時点では単に、うつるんですとか、コンパクトカメラなんかを
渡されるものだと安請け合いをしたんですが
彼女に連行された場所には40~50人
きれいに整列した状態で
今か今かと待ってる状態。
(うそ~ん!!こっちはせいぜい2~3人だと思ってたのに・・・。
こ・ころの準備ができてないっちゅうの・・・。)
「じゃ、これでお願いします!!」
と手渡されたのは1眼レフ本格的なカメラ・・・。
(つうか、違うでしょこれ。素人に手渡す代物ではありませんてば・・・。)
「いや、こんなの撮れないですよ。」
「大丈夫です♪」
「いやいや、大丈夫じゃないです。」
「教えますから・・・。これをこうしてピントを合わせて・・・・」
(なんで、オレ??オタクに見えましたでしょうか?
こんな高級なカメラ日本人だけだよきっと
外国じゃゼッテー手渡した瞬間に持ち去られるな・・・。)
「じゃ、取れるかどうか分かりませんけど・・・。」
「ありがとうございます♪」
彼女もその列に加わり
準備を始めた。
(なんか、ただ撮るのつまらんな。)
みんなが髪の毛をいじったり隣の人と話してる
その現場を1枚内緒でとりあえず撮っておいた。
(後でびっくりするだろうな・・・。)
「じゃ、撮りま~す!!」
「カシャ!!」
彼女がこちらに駆けてきて
「ありがとうございます!!」
てな感じで一仕事終わったわけですが
カメラマンでもないのに
あんなカメラを持ち歩いてる彼女も彼女だが
無茶な要求を多分何人にも声かけて断られたんだろうな
きっと・・・。
40~50人が一斉にオレに向かってお辞儀を
してくれたときには断らなくて良かったと
思ったのでした。
いい写真撮れてればいいけど・・・。
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